でも、更に光熱費が少なくなり、しかももっとエコロジーな生活ができる方法があります。それは、オール電化に太陽光発電を併用することです。太陽光発電はソーラー発電とも言われ、屋根に太陽光線をエネルギーに替える太陽光モジュールというパネルを設置して発電します。
太陽光発電はエコロジーな電力として、公共施設などで多く使われていますが、この太陽光発電を住宅に取り付けるのです。
セキスイハイムで、「光熱費ゼロ」を謳った宣伝をしていましたが、ゼロとはいかなくとも、太陽光発電で光熱費を驚くほど減らすことが実現できます。
しかも、太陽光発電で発電した電気が余った場合、その電気を電力会社に売ることができるのです。エネルギーが無駄にならないわけです。
太陽光発電の難点は、天気に左右されることと、夜には発電できないことです。電気が足りない場合は、電力会社の電気を使うことになりますが、夜の安い電気を使えば大丈夫でしょう。また、家は高気密高断熱にすると、室内の冷暖房の効果を上げることができるので、無駄な電気を使わずに済みます。
既存の住宅に太陽光発電を設置すると、工事費を含めて200万円ほどかかるようです。さらにオール電化、高気密高断熱と、すべてのリフォームをすると、かなりの費用がかかってしまいます。この場合、工事費を回収するまで数年はかかるということも考えなければなりません。
既にある家をリフォームするよりも、新築時にオール電化+太陽光発電と決めておくのが良いかもしれません。