これだけものすごい勢いで普及していっているオール電化ですが、支持されるにはそれなりの理由があるようです。
オール電化の最大のメリットはやはり、「火を使わないので安全」ということでしょう。寒い季節になると、火事のニュースが絶えません。被害にあうのは、たいていが高齢者や小さなお子さんです。
オール電化の場合、調理にはIHクッキングヒーターを使いますが、これなら、一人暮らしをしているお母様や、お子さんとの調理も安心です。
また、火を使わない、ということはほかにもメリットがあります。
火を燃やすと、二酸化炭素などの排気が必ず出ます。オール電化の場合、この排気がないので、家の中の空気をきれいに保つことが出来るのです。
そして、経済的ということもあげられます。
まず単純に、ガスを使わないのでガス料金が必要なくなるのは皆さんご存知のところです。オール電化にすると、電気料金の安くなる深夜電力を効率的に使用する仕組みになっているので、より無駄のない光熱費になります。
さらに、前述の「排気が少ない」というメリットは、経済面でもメリットがあります。
排気が少ないということは、換気扇の使用頻度が減るので、冷暖房の効果が高くなって、結果的にさらに電気代がお得になるのです。
オール電化には利用者の95%以上が満足しているとか。上記のメリットが、オール電化の単なる宣伝文句ではないことを裏付けていますね。