オール電化で補助金

光熱費の基本使用量の節約や、お得な電気料金プランへの変更などのメリットが注目されるオール電化ですが、さらに補助金がもらえる制度があります。

性格には、オール電化にして補助金ということではなく、オール電化のひとつ給湯システムをエコキュートに切り替えると補助金がもらえるのです。

どこが、この補助金を出してくれるのかというと、経済産業省という国家機関が取り仕切って、国が補助金を出してくれます。

国がどうして補助金を出してくれるのかというと、それは、エコキュートが、環境に配慮された地球に優しい給湯システムだ、と国が認めているからです。地球温暖化の問題を解決していく為に、企業だけでなく一般家庭からの二酸化炭素排出も減らしていく必要があります。そのために、一般家庭のオール電化をバックアップしようというものなのです。

エコキュートが地球に優しいという理由は、次のようなことです。

エコキュートは電気だけでなく空気の熱を利用してお湯を沸かすシステムです。これによって電気使用量は3分の1になります。

そして、給湯システムで必要なのが熱を水に伝える冷媒です。これまでこの冷媒にはフロンが使われてきましたが、エコキュートでは二酸化炭素を使用します。フロンというのはオゾン層を破壊するだけでなく、地球温暖化力が二酸化炭素の1500倍にもなります。

地球に優しいというもうひとつの理由が、冷媒を二酸化炭素にしているということです。

このような理由から、国はエコキュートに対して補助金を出すのです。

ただし、エコキュートの補助金をもらう為には、注意しておかなくてはいけないことがあります。それは、設置前に申請をしなければならないことです。それから、エコキュートの補助金はいつでももらえるものとは限りません。募集期間があるのです。また、国にも予算があり、予算に達してしまうと、その募集期間のものはもらえないことです。

このあたりのことは、設置を頼む業者にきちんと確認をしておく必要があります。